MaxGaugeをインストールする際に、監視対象のインスタンスのIPCキーを確認する必要があります。
IPCキーの確認にはOradebugコマンドを利用しますのでその手順をメモ的にご紹介です。
Oracleユーザーで sqlplus を実行して下記コマンド(oradebug)を実行します。
SQL> oradebug setmypid SQL> oradebug ipc
この段階でトレースファイルが出力されるので、大急ぎでトレースファイル確認してみます。
どのトレースファイルが該当のだ‥ と分からなくなりかねませんのでできるだけ早めに。
view /opt/oracle/diag/rdbms/orcl/orcl/trace/orcl_ora_5239.trc
shmid の数値を確認します。今回の結果でいくと「98304」が Shmid の値です。
Area Subarea Shmid Stable Addr Actual Addr 0 0 98304 0x00000060000000 0x00000060000000
ipcsコマンドを実行してキーを確認します。
ipcs -m
今回の結果でいくと、Shmid 98304 に結びつくキーは 0x72ba78cc ということが分かりました。
------ 共有メモリセグメント -------- キー shmid 所有者 権限 バイト nattch 状態 0x72ba78cc 98304 oracle 660 4096 0
これでIPCキーの確認は完了です。