【RHEL】yum installが403エラーで失敗するときの原因と対処方法

Red Hat Enterprise Linux で、一度システムの登録をして yum update なども問題なく利用できていたのに、yum install が 403 エラーで失敗するようになることがあります。パッケージのダウンロードの際に下記エラーが出ている感じです。

原因

いろいろと調べてみたところ、どうやらこの原因は該当のマシンのサブスクリプション情報がおかしくなっているために正常なサブスクリプションとしてRHNとの認証が取れずに失敗しているようです。

subscription-manager list コマンドで確認してみたところ、状態の項目が先日までは『サブスクライブ済み』となっていたはずなのにいつの間にか『サブスクライブしていません』となっていました。

これがなぜ変わってしまったのかについては詳細は不明ですが、とりあえず今回はその解決を行ってみます。

決方法:システムを再登録する

この状態を解決するには、subscription-manager を使ってシステムの削除と再登録、そして有効なサブスクリプションの適用を改めて実行する必要があります。

まずはシステムを削除して結果を確認。

続いて改めて登録します。

有効なサブスクリプションを適用しますので、まず利用可能なサブスクリプションを確認。

利用可能なサブスクリプションのプールIDを割り当てます。

これで完了です。改めて状態を確認してみるとサブスクリプションが適用されているはず。

あとはいつもどおり、 yum install が利用できるようになったはずかと。
これで作業完了です。

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