CentOS 6.7で、yum updateによるカーネルのバージョンアップを行った後に起動してくる際のデフォルトのカーネルを変更する方法のメモです。
新しくなったカーネルで問題があった場合などに利用しますね。
/etc/grub.conf を編集
デフォルトのカーネルは /etc/grub.conf に記載されているのでそちらを修正します。
$ vi /etc/grub.conf
複数のカーネルがインストールされていると下記のようになっています。
default=0 timeout=5 splashimage=(hd0,0)/grub/splash.xpm.gz hiddenmenu title CentOS (2.6.32-696.el6.x86_64) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.6.32-696.el6.x86_64 ro root=UUID=7edcec23-0f7c-4262-bf6e-ac736b68d7a3 rd_NO_LUKS rd_NO_MD KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_LVM rd_NO_DM rhgb quiet crashkernel=auto initrd /initramfs-2.6.32-696.el6.x86_64.img title CentOS (2.6.32-431.el6.x86_64) root (hd0,0) kernel /vmlinuz-2.6.32-431.el6.x86_64 ro root=UUID=7edcec23-0f7c-4262-bf6e-ac736b68d7a3 rd_NO_LUKS rd_NO_MD KEYBOARDTYPE=pc KEYTABLE=jp106 LANG=ja_JP.UTF-8 rd_NO_LVM rd_NO_DM rhgb quiet initrd /initramfs-2.6.32-431.el6.x86_64.img
この default の値を変更します。例えば上記のような場合は default=1 に変更です。
これで起動してくる際に古いカーネルが選択されるようになります。